宮大工の本当にあった裏側!!
どうも。そっくんです。
今日は最初に投稿を見て頂いたらわかるのですが、2か月半宮大工として勤めていたときの裏側を話したいと思います。↓
宮大工の裏側
宮大工といえば、昔ながらの建築で釘やビスとかは一切使わないといったイメージあるのではないでしょうか?
全然使います(笑) 木材を切ったり加工したりする際ものこぎりも使いますが、電動のこぎり、電気カンナなど様々な機械を使います。
そこには僕も最初は驚きましたが、主に寺社仏閣を修繕や補修をしたりするので、見えるところ(この業界では化粧物と言います。)、見えないところ(野物と言います。)によって、加工の仕方を変えたりします。
本当に宮大工という世界は簡単に一人前になれないですし、まず最初は正直言って仕事がありませんでした。。先輩方や棟梁の補助をしたり、運搬作業、ノミ研ぎの練習を永遠とやるみたいな流れです。
しかしやることがないからといって突っ立っていても先輩方に叱られますし、常に周りをみて木くずなどのごみを掃除したり、新人が1番やることがないのに、新人が1番動かないといけないという現代では珍しいくらい上下関係がものすごく厳しかったです。
それだけではなく3年目までは会社の寮に入って過ごさないといけません。そこには2年目と3年目の先輩方がいるので、風呂や食堂を使うにしても先輩がいたら気を使うので、1日中気を張っとかなくてはいけないので、精神的ストレスが正直すごかったですね。
会社の朝礼は8:50ですが、新人の僕たちは、6:30に工場の門やシャッターを開けたり、掃除したりしないといけませんし、17:30に仕事が終わるのですが、そこからのみを研いだり、道具の手入れをして、最後に僕たち新人が後かたずけをして、寮に戻れるのは20:30です。
普通の会社だったら、定時からの業務は残業となるかもしれないですが、僕らは残業には含まれません(笑)
初任給も12万とかでしたね。。。。
まあもっとたくさん裏側はあるのですが、今日はここまでにしておきます。。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!!!